2022年12月の記事一覧

「鳩山中の授業」⑨・社会(公民・経済)【消費者教育】

 12/16(金)、3学年の社会(公民・経済)の授業で、消費者教育(担当iijima教諭)を行いました。生徒は、『消費者の権利「賢い消費者になろう!消費者クイズ」』に取り組みました。タブレットを使って答を共有した後、どうしたら賢い消費者になれるか、理解を深めました。間もなく義務教育を修了し、自分が選択した進路に飛び立っていく生徒にとって、本当に役立つ内容の授業になりました。(※クイズの問をいくつか紹介します。保護者・地域の皆様もチャレンジしてみてください。)

①Aさんは、デパートで「返品不可のセール品」とタグのついた洋服を買った。帰宅後に「やっぱり気に入らない。」と、思ったので返品しようと考えた。ところがデパート側は「返品不可のセール品」ということで、同意してくれない。Aさんは返品できるでしょうか?

②B君は、クリスマスに彼女をびっくりさせようとして、インターネットの通販でクリスマスツリーを注文した。クリスマスまでに引き渡しという約束だったが、届いたのは12/26。間に合わなかった。B君はお金を払う必要があるでしょうか?

③C君は、レンタルショップでDVDを借りた。6ヶ月後に同じレンタルショップに行くと、返却するのを忘れていたことが発覚し、延滞料金として4万5千円請求された。C君は支払わなくてはならないのでしょうか?

「鳩山中の授業」⑧・数学【図形の調べ方】

 12/15(木)、2学年の数学の授業で、本年度の埼玉県長期研修教員の大塚陽介教諭が研究授業を行いました。大塚教諭の研修先の東京学芸大学から、太田伸也先生と西村圭一先生、同じ大学院生の皆さんが、鳩山中にお出でくださり、研究授業並びに研究協議が行われました。授業中生徒は、大塚教諭の提示した課題・発問に真剣に熱心に考え、理解を深めようと努力をしていました。鳩山中では、本日の大塚教諭の研究授業の反省や評価を共有し、授業力向上・教師力向上・人間力向上に役立てていきます。

 

「鳩山中の授業」⑦・英語【世界で働く人へのインタビュー】

12/13(火)3学年の英語の授業(鈴木 伸幸 教諭)で「世界で働く人へのインタビュー」の導入にあたる授業を行いました。『世界で働く人』として、東松山市のバリスタで『コヤナギコーヒーニッポン』の小柳代表に、ゲストティーチャーになっていただきました。今日の授業は小柳さんの人物像を知るということで、小柳さんが今まで歩んできたキャリアを教えてもらいました。また、バリスタとしてのキャリアを培ってきた、ニュージーランド仕込みのコーヒーの入れ方を学びました。小柳さんが、今、生きていく上で、大切にしていることもたくさん教えていただきました。①とにかく元気なあいさつ。②相手の気持ちを考える。そして、興味のあることを見つける。早すぎるということはない。また、遅すぎるということもない。ことだそうです。授業は、この後『インタビュー』が始まります。楽しみです。

「鳩山町人権問題を考える町民の集い」・吹奏楽部演奏、人権作文朗読

 本日12/3(土)、鳩山町文化会館大ホールで「鳩山町人権問題を考える町民の集い」が3年ぶりに開催されました。そのオープニングで鳩山中吹奏楽部が演奏しました。小峰町長さんのあいさつの中で「東日本吹奏楽大会金賞」と紹介していただき、さらに、司会者からも「今年度、東日本学校吹奏楽大会で金賞を受賞した鳩山中学校吹奏楽部です。」と紹介していただきました。町民の皆様の前で、今日も、部員は心を一つに、素晴らしい演奏を行いました。

 また、「町内小中学校児童生徒による人権作文の朗読」では、鳩山中代表として2学年の戸口さんが「一枚のスラックスから」の題目で、人権作文を朗読しました。中身の濃い作文に、会場からも感心する声が聞かれました。

「鳩山中の授業」⑥・音楽【箏の演奏】

 鳩山中では音楽の授業で、11月中旬から、箏を演奏する授業を行っています。(担当・鈴木 三千代講師)。生徒は、11月中の授業で大分上達していて、本日12/2(金)第2校時、3-1の授業では『花~すべての人の心に花を~』を箏の繊細な音色で演奏しました。その後、本日の課題「沖縄の海の風景のイメージを即興で表現する」にチャレンジしました。グループごとに話し合い、沖縄の海の風・水・色・音・光等をイメージする音色を創りました。生徒は自分たちの音を創ろうと、感覚を研ぎ澄まし、集中して学習に取り組んでいました。

「活躍する鳩山中卒業生」仙台育英高校野球部須江航(すえわたる)監督⑬

 今年を代表する言葉を選ぶ、「2022新語・流行語大賞」。その選考委員特別賞に、鳩山中卒業生で仙台育英高校野球部監督を務める須江  航先輩が、今年の夏の甲子園大会優勝インタビューで語った『青春て、すごく密なので』が選ばれました。コロナ禍で制限され、苦しい高校生活を送ってきた、全国の高校生たちの努力を讃えて発言した言葉でした。選考委員の一人、歌人の俵 万智さんの評を紹介します。「今年一番心震えるひと言でした。嫌われる言葉として定着してきた『密』を、青春を大肯定する文脈で用い、若い人たちがどれほど貴重な時間や体験を、奪われてきたかを、そばで見守ってきた一人の人間として言わずにいられなかった、その切実さと説得力に、胸を打たれました。」