23.09.01(金) 令和5年度第2回避難訓練

 防災の日である9月1日(金)始業式そして学活終了後に本年度2回目の避難訓練を行いました。今回は「地震+火災」という想定での訓練です。

 ちょうど100年前に起きたいわゆる「関東大震災」では発生がお昼時ということもあり、地震による被害よりも火災による被害の方が圧倒的に大きかったようです。先日のハワイのマウイ島での山火事でも一瞬にして火災がまん延し、被害を増大させたようです。

 

今回はそのことに加えて、

 「災害時の情報」についてのお話をしました。

 関東大震災では地震発生後のデマにより多数の虐殺が行われました。

 現代でもいわゆる「フェイクニュース」がありますが、その情報伝達量とスピードは昔と比較になりません。私たち現代に生きるものはそういった「情報を正確に把握すること」「何が正しい情報なのかを判断する力」が求められます。また、震災では「自助」(自分で自分の身を守ること)だけでなく、「共助」(まわりと助け合っていくこと)が求められます。極限状態では何より「自分の身を守ること」が大切ですが、中学生として場合によっては「助ける側」になることも意識してほしいと思います。

 避難訓練を真剣に取り組んでいる鳩中生の様子を見ているととても安心できます。